同じタイミングで多くの学生が行う就活ですが、早く終わる人もいればなかなか終わらない人もいます。
ついつい比べてしまう気持ちもわかりますが、自分を卑下したところで就活が好転するというわけでもありません。
NNT(無い内定)とも呼ばれるこの状態を脱出する方法を実践して、プレッシャーから解放されましょう。
自己紹介
複数社から内定を獲得し、第一志望の専門商社から内定をGET、現在は独立しITに関する会社を経営しています。
学生時代、就職活動のスタートダッシュが遅れたものの、挽回し第一志望の企業から内定を獲得。
就職活動の落とし穴や内定獲得のコツを忖度なしに語ります。
内定ない25卒は各月にどれくらいの割合いるのか?友達と比べて焦るのは禁物
就職みらい研究所の発表によると、2024年5月1日時点の内定状況は下記のようになっています。
引用元:就職みらい研究所「就職プロセス調査(2025年卒) 「2024年5月1日時点 内定状況」」
2024年5月1日時点では、全体の72.4%が内定を獲得できていますが、逆に言うと27.4%が内定を獲得できていない状況です。
内定がない人の特徴としては、就活の開始時期が遅かった、自分の強みや適性が明確でない、業界や企業研究が不足している、面接での自己アピールが上手くできないなどが挙げられます。
しかし、内定がないからといって焦る必要はありません。自分の強みや適性を見つめ直し、業界や企業研究を深めることで、自分に合った企業を見つけることができます。また、面接や試験の対策を徹底的に行い、自己アピールの方法を磨くことも重要です。内定がない状況を打開するためには、自分自身と向き合い、努力を重ねることが必要不可欠です。
売り手市場だからこそ情報収集が必要
内定ない人は業界と企業の幅を拡げることが大事
内定がない人が現状を打開するためには、業界と企業の幅を拡げることが大切です。自分が興味のある業界や企業だけでなく、これまで考えたことのなかった業界や企業にも目を向けてみましょう。自分の強みや適性を活かせる意外な業界や企業が見つかるかもしれません。
また、大手企業だけでなく、中小企業や地方の企業にも目を向けることも重要です。大手企業は競争率が高く、内定を獲得するのが難しい場合もありますが、中小企業や地方の企業では、自分の能力を発揮できる場が多く用意されています。さらに、これらの企業では、早期に責任ある仕事を任せてもらえる可能性も高いです。
業界と企業の幅を拡げることで、自分に合った企業を見つけるチャンスが広がります。内定がない状況を打開するためには、柔軟な考え方を持ち、様々な可能性に挑戦することが大切です。
選考状況に不安があってもエントリーしないと始まらない
選り好みしすぎるとエントリーできない
誰でも知っている大企業に行きたい、たくさん稼ぎたい、都会で働きたいなど、就職先を選ぶ条件が多ければ多いほど条件に当てはまる企業は少なくなります。
条件に一致した企業があったとしても、内定が取れなければ意味がありません。
企業を探すときに考えている条件のうち妥協できるものがあれば外していくことで、多くの企業にエントリーできるようになります。
この時期でも募集している企業は意外と多い
例えばマイナビの場合、例年3月までサイトは運営されています。
来年の3月まで募集をかけている企業があるということは、この時期でも多数の企業が募集しているということにもなります。
有名な大企業の場合は既に人材がそろって募集が終了していることもありえますが、中小企業やベンチャー企業といったところではまだまだ人材を募集している企業があるため、積極的にエントリーすることが肝心です。
また、業種や職種によっては、秋以降に採用活動のピークを迎えるところもあります。例えば、教育業界や公務員、医療・福祉関連の職種では、夏以降に本格的な採用活動が始まります。
夏以降の就職活動では、自分の強みや適性を再確認し、それに合った企業を探すことが重要です。春とは異なる採用基準や求める人材像があるため、自分の経験や専門性をアピールできる企業を見つけましょう。
大学4年から就活を始めても内定を獲得できる人は多い
大学4年生になってから就職活動を始める学生は少なくありません。
就職活動のスケジュールは個人差が大きく、自分のペースで進めることが重要です。焦りや不安から、無理に就活を始める必要はありません。自分の適性や興味・関心を見つめ直し、じっくりと企業研究を行うことで、自分に合った企業を見つけることができるでしょう。
また、大学4年生になってから就活を始めるメリットもあります。3年生の間に専門知識を深めたり、インターンシップに参加したりと、自分の強みを磨く時間を確保できます。これらの経験は、就職活動での自己アピールにつながります。
さらに、就職活動の経験者から話を聞いたり、就職支援サービスを活用したりすることで、効率的に就活を進められます。周囲のサポートを受けながら、自分のペースで就職活動に取り組むことが大切です。
焦らず、自分に合った企業を見つけるために、時間をかけて就職活動に臨むことが、内定獲得への近道となるでしょう。
内定ない25卒なのに行きたい企業がない人向けの企業の探し方を伝授!
就活サイトは各社それぞれ強みがあります。大事な事は、就活サイトや就職エージェントとの相性です。
内定ない25卒なのに行きたい企業がない人が内定を狙う場合、1社だけでなく複数サイト登録し一番相性が合いそうなところで進めることが内定獲得のポイントです。
また、登録することで閲覧できるコンテンツもありますので、まずは気軽に登録してみてください。
キャリアパーク就職エージェント
会社名 | ポート株式会社 |
設立 | 2011年4月 |
資本金 | 934百万円 |
代表取締役 | 春日 博文 |
キャリアパーク就職エージェントは年間1000名以上に面談を行うアドバイザーが選考対策を強力にバックアップしてくれます。
- 就活のプロが全面サポート
- 全国各地から優良企業を厳選
- 最短1週間のスピード内定
- 上場企業の運営で安心
このサイトは5STEPで就職活動をサポートしてくれます。
- 会員登録
- 対面/WEBで面談
- 企業の紹介
- 面接
- 内定
自己PR作成ツール、ガクチカ作成ツール、志望動機作成ツール、適職診断、ES100選、WEBテスト問題集など就活対策に必要な一式が無料で手に入ります。
逆求人サイトでスカウトのオファーを待つ
会社名 | 株式会社i-plug (アイプラグ) |
設立 | 2012年4月18日 |
資本金 | 656,674千円(2023年3月31日現在) |
代表取締役 | 中野 智哉 |
オファーボックスの特徴はプロフィールを入力することでオファーが届く事です。
プロフィールを8割以上を入力すればオファー件数が増えると言われています。
- 今、選考進めている企業があっても併用して使ってOK
- 大手企業も参加している(参加企業10万社以上、学生の3人に1人が利用中)
- 企業が学生に一斉送信できる機能がないため、プロフィールをしっかり見てもらえる
- 結果よりも過程を重視してくれる
- 就活対策もできる
- 学生が利用するためにかかる費用は無料
夏採用を行っている会社を自分で探すのではなく、スカウトのオファーを待つスタイルです。
オファーボックスに登録済の場合、下記の逆求人サイトもオススメです。
夏採用ではABABAがお守りになります。
会社名 | 株式会社ABABA |
設立 | 2010年10月 |
資本金 | 178,320,000円 |
代表取締役 | 久保 駿貴 |
ABABAは最終面接で落ちてしまったとしても、最終面接や選考フロー結果を登録することで企業からオファーが届きます。
ESや一次面接などの選考フローがカットされることも多く、内定獲得までの期間を短縮できます。
ABABAは登録すると翌日にオファーが届いたという口コミも見かけます。
仮に30社エントリーしても最終選考に進むのは2、3社だった場合、不採用であったとしても、そこまでの選考まで進んだ事に評価してもらえるのは、まさにお守りのような存在になります。
ベンチャー、中小企業だけでなく大手企業も参加しているのもABABAを使った採用活動を導入している点も嬉しいポイントです。
動画を活用した就活アプリ「JOBTV」
会社名 | 株式会社ベクトル |
設立 | 1993年3月 |
資本金 | 30億3,800万円 |
代表取締役 | 西江 肇司 |
このサイトは企業の説明会動画を見放題+自己PR動画の登録をすることでオファーを貰うことができます。
- 会員登録
- 企業の説明会動画を視聴し業界研究・企業研究
- 企業からのオファーを待つ
- 興味のあるオファーが届けば応募
- 内定
- アドバイザー目線で自分に合う企業紹介してほしい
- ESや面接の内容を予習して対策したい
- WEBでは分からない企業の雰囲気や実態を知りたい
こんなことで悩んでいれば専属のアドバイザーが内定獲得までサポートしてくれます。
LINEを使って就活を進めよう
会社名 | 株式会社アスナロ |
設立 | 2008年11月 |
資本金 | 2,000万円 |
代表取締役 | 叶 楽明 |
株式会社アスナロが運営しているdigmeeはLINEを使って就職活動を進めるサービスです。
- 就活に関する情報がLINEに届く
- 面談を通して就活の悩みを解消できる
- 自分に合った企業を紹介してくれる
digmeeは普段使っているLINEで就活を進められる点がメリットです。
- 会員登録
- 情報を受け取る
- 選考会やイベントを検索
- 興味のあるオファーがあれば応募
- 内定
面接での答え方、あがらないための対策
新卒向けの就職活動で面接対策をする際、以下のポイントを意識すると良いでしょう。面接の際の答え方や緊張を抑える方法について具体的に説明します。
面接時の答え方
自己紹介や自己PRは簡潔さと企業とのマッチングが必要とされます。
数分程度で話せる内容で、企業が属する業界や職種に関連した話題があれば強調することで好印象を与えることができます。
志望動機は具体的に述べておくほうがよいとされます。
この企業や業界を選んだ理由は、企業側からすれば「うちの会社や業界に興味があるかどうか」という面を把握することにつながります。
就職活動は企業側からすれば「うちの会社や業界に理解のある、一緒に働きたいと思えるような人材を確保したい」という面があるため、志望動機は力を入れるべき点となります。
面接ではさまざまな質問をされます。
質問の受け答えとしての定番の形式は「結論→理由→具体例→再度結論」です。
始めに質問に対しての明確な答えを置き、その後で補足していくという形で回答を進めることで、思考力をアピールすることができます。
緊張しない方法
人によって緊張する・しないには大きな差があります。
性格や経験によって緊張を克服することが可能ですが、基本となるのは「知らない人」と「面と向かって」話すという経験です。
これは同じゼミの友人や教授にしてもらっても養えない経験となります。
面接のデモンストレーションを行う場合、例えば大学の就職支援をしている部署の担当者のうち、まだ話したことのないような人を選んで行う必要があります。
また、大学外でも就活を支援する企業やグループなどがあるため、そちらを活用していくことも検討しましょう。
面接当日にはできる対策は少なくなりますが、不要な緊張をしないための方法がいくつかあります。
電車などでの移動を行う場合、面接時間に遅れないためにも普段より早めの行動を心がけます。
当日の体調を万全にするために、前日の夜は夜更かしをせずに早めに寝たり長めにお風呂に入るなどリラックスできることを実践します。
内定ないまま卒業する以外の就職留年や第二新卒などの選択肢
就職する企業が無いまま卒業してしまうと、卒業した瞬間に新卒候補生という箔が無くなり無職になります。
現代の日本の社会情勢上、この状態から就職活動を行うことは新卒の場合と比べ格段に不利な条件となります。
就活を有利に進めるため、以下の方法を取ることも考えましょう。
就職留年
大学を卒業せずにもう1年在籍し、次年度の就活に臨むことを就職留年と言います。
当年度の就活環境が整っていなかったり志望している会社の募集が終了している場合等、さまざまな理由でもう一度就活をやり直したいという場合選択肢の候補となります。
もう1年大学生活を送ることになりますが、単位が十分そろっている場合は休学制度を利用したり一時的に帰省するなどして学費や生活費などの費用を抑えることができます。
第二新卒
新卒で入社し3年以内に退職した若手社員を指します。
平成30年の時点で第二新卒に該当するのは全体の31.2%となっています。(出典:https://hataractive.jp/dainishinsotsu/jobhunting/64/
再び就職活動を行う際に用いられる用語で、企業側からも「新卒並みのポテンシャルを持ちながら、一定の実務経験を積んだ人材」として評価されます。
一時的に望まない就職先に就くということもありますが、将来を見据えて行動することで希望する業界や企業への就職を目指すことになります。
25卒で内定ない行きたい企業がない学生からよくいただく質問と回答
内定がないまま卒業したらどうしたらいいですか?
内定がない状態で卒業を迎える場合、まずはキャリアセンターや就職支援サービスを利用してみましょう。また、卒業後も採用活動を行っている企業は多くありますので、積極的に求人情報を探し、応募を続けることが重要です。自己分析や業界研究を更に深め、面接対策も怠らずに行いましょう。
25卒の内定率は現在どのくらいですか?
25卒の内定率については、時期や経済状況によって変動します。最新のデータを確認するには、厚生労働省や経済産業省の公式サイト、または大学のキャリアセンターの情報を参照してください。一般的に、春から夏にかけての内定率は上昇傾向にありますが、秋以降もまだチャンスはあります。
就活 内定いつまでにないとやばい?
一般的に、就活の内定が出る時期は業界や企業によって大きく異なります。しかし、多くの企業は卒業前年の秋から冬にかけて最終的な採用活動を行います。そのため、卒業年の春までには内定を得たいところです。ただし、春以降も内定を出す企業は存在しますので、諦めずに活動を続けましょう。
就活をせずに卒業する人はどれくらいの割合ですか?
就活をせずに卒業する学生の割合は、大学や専攻、さらには個人の状況によって大きく異なります。一部の学生は進学や海外留学、起業など別の道を選ぶこともあります。全体的な割合については、具体的な数字を提供することは難しいですが、多くの学生が就職活動を行っています。
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