
周りの友達が内定をもらっているのに、自分だけまだ就職活動をしていて何となく落ち込んでしまうこともあるかと思います。
この記事ではそんな悩める就活生のためにこの状態を切り抜ける方法を解説しています。
自己紹介
複数社から内定を獲得し、第一志望の専門商社から内定をGET、現在は独立しITに関する会社を経営しています。
学生時代、就職活動のスタートダッシュが遅れたものの、挽回し第一志望の企業から内定を獲得。
就職活動の落とし穴や内定獲得のコツを忖度なしに語ります。
就活を12月から始めるのは遅いことはない
周りを気にする必要はありません
一般的に12月から就活を始めるのは遅いと言われるかもしれません。
実際、10月には内定式が行われたり、過去には次年度の就活が12月に解禁になるといったこともあり、遅いと言われても仕方がない一面もあります。
しかし、必要以上に気にする必要はありません。
事情があってこの時期に就活をしている学生もいますし、同じように事情があってこの時期に募集をしている企業もあります。
周りを気にすると不必要な焦りを生むだけです。
とはいえのんびりできるほどの時間もありません。
当年度中に就活を終わらせるためには、ある程度計画を立てて就活に臨む必要はあります。
12月以降も採用を募集継続している企業が多い
採用が一段落つく12月以降は、中小企業やベンチャー企業など、通年で採用活動を行っている企業や内定辞退などのため補充を行う企業などが募集を行っています。
これらの企業では、即戦力となる人材を求めているため、学生の経験やスキルを重視する傾向にあります。
自分の強みを活かせる企業を見つけ、アプローチすることが大切です。
また、12月以降は、企業側も採用活動に余裕が出てくるため、学生との接点を持ちやすくなります。
説明会や面接の日程調整がしやすくなったり、選考のスピードが速くなったりすることもあります。
この時期ならではのメリットを活かし、効率的に就活を進めていきましょう。
ただし、12月以降の就活は、スピード感が求められます。
募集人数が限られている場合もあるため、興味のある企業があれば、早めにエントリーすることが大切です。
大学4年12月から就活を始めた人でも内定を獲得できている
大学4年の12月から就活を始めたとしても、内定を獲得することは十分に可能です。
実際に、12月以降に就活を始めた学生の中にも、多くの内定者がいます。
重要なのは、自分のペースで着実に就活を進めていくことです。
焦って無理に就活を進めるのではなく、自分に合った企業を見つけるために、じっくりと時間をかけることが大切です。
自己分析や業界研究、エントリーシート対策などに取り組み、自分の強みや価値観を理解することが重要です。
また、12月以降に就活を始めた場合、就活の期間が短くなることは避けられません。
しかし、短期間で効率的に就活を進めることで、内定を獲得することは可能です。
重要なのは、自分に合った企業を見つけ、そこに集中的にアプローチすることです。
興味のある企業の説明会に参加したり、OB・OG訪問を行ったりして、企業研究を深めていきましょう。
何もしてない状態から短期決戦で内定を勝ち取るために今すぐやるべきこと
①焦らずに急ぐ
一般的なスケジュールとして、12月は就活の流れの中でも佳境を迎えています。
企業側では既に内定式が行われていたり、職場の見学や体験が行われているといったこともあります。
内定をもらった学生は卒業旅行に行ったり卒業論文に集中したり合宿免許に行ったりとそれぞれの時間を過ごしています。
周りの友人と比べてしまいたくなるところですが、比べたところで何もありません。
自分があせらない程度に、しかしなるべく急いで準備を整えて就活に臨みましょう。
②就活情報サイトや就職エージェントで情報を集める
12月に募集している企業なんてないと思い込んでいませんか。
例えば大手の就活情報サイトであるマイナビの場合、各年度の就活情報サイトは3月の中旬まで運営しています。
それまで募集をかけている企業があることから、12月はまだチャンスがあるタイミングでもあります。
また、大手の就活情報サイトのみならず、就活エージェントを活用することも視野に入れます。
就活エージェントの場合はまさかこの時期にというような求人もある場合があるので、あきらめずに情報を集めることが肝心です。
③準備する
就活に最低限必要なスーツやバッグ、履歴書やエントリーシート等、必要なものを用意します。
頭髪などの身だしなみも整えておく方が相手企業に好印象を持たれやすくなることでしょう。
④面接や試験に臨む
12月以降に募集をかけている企業もまた何らかの理由でこの期間に募集しているということになります。
内定辞退があった場合など人員を追加で確保しなければならないけど4月の年度初めが迫っているという状況で、就活生側にとっては採用されやすい状況になっている場合もあります。
このため、面接や試験の回数が少なくなっていることもあります。
1つ1つの面接や試験に力を注いでいくことで内定を手に入れる確率が上がりやすくなります。
大学4年の12月でも新卒採用を募集している業界や企業の見つけ方を伝授!
就活サイトは各社それぞれ強みがあります。大事な事は、就活サイトや就職エージェントとの相性です。
大学4年の12月に内定がない就活生が内定を狙う場合、1社だけでなく複数サイト登録し一番相性が合いそうなところで進めることが内定獲得のポイントです。
また、登録することで閲覧できるコンテンツもありますので、まずは気軽に登録してみてください。
キャリアパーク就職エージェント
会社名 | ポート株式会社 |
設立 | 2011年4月 |
資本金 | 934百万円 |
代表取締役 | 春日 博文 |
キャリアパーク就職エージェントは年間1000名以上に面談を行うアドバイザーが選考対策を強力にバックアップしてくれます。
- 就活のプロが全面サポート
- 全国各地から優良企業を厳選
- 最短1週間のスピード内定
- 上場企業の運営で安心
このサイトは5STEPで就職活動をサポートしてくれます。
- 会員登録
- 対面/WEBで面談
- 企業の紹介
- 面接
- 内定
自己PR作成ツール、ガクチカ作成ツール、志望動機作成ツール、適職診断、ES100選、WEBテスト問題集など就活対策に必要な一式が無料で手に入ります。
逆求人サイトでスカウトのオファーを待つ
会社名 | 株式会社i-plug (アイプラグ) |
設立 | 2012年4月18日 |
資本金 | 656,674千円(2023年3月31日現在) |
代表取締役 | 中野 智哉 |
オファーボックスの特徴はプロフィールを入力することでオファーが届く事です。
プロフィールを8割以上を入力すればオファー件数が増えると言われています。
- 今、選考進めている企業があっても併用して使ってOK
- 大手企業も参加している(参加企業10万社以上、学生の3人に1人が利用中)
- 企業が学生に一斉送信できる機能がないため、プロフィールをしっかり見てもらえる
- 結果よりも過程を重視してくれる
- 就活対策もできる
- 学生が利用するためにかかる費用は無料
大学4年の12月に内定がない就活生向けに新卒採用を行っている会社を自分で探すのではなく、スカウトのオファーを待つスタイルです。
オファーボックスに登録済の場合、下記の逆求人サイトもオススメです。
大学4年の12月に就職活動をする際、ABABAがお守りになります。
会社名 | 株式会社ABABA |
設立 | 2010年10月 |
資本金 | 178,320,000円 |
代表取締役 | 久保 駿貴 |
ABABAは最終面接で落ちてしまったとしても、最終面接や選考フロー結果を登録することで企業からオファーが届きます。
ESや一次面接などの選考フローがカットされることも多く、内定獲得までの期間を短縮できます。
ABABAは登録すると翌日にオファーが届いたという口コミも見かけます。
仮に30社エントリーしても最終選考に進むのは2、3社だった場合、不採用であったとしても、そこまでの選考まで進んだ事に評価してもらえるのは、まさにお守りのような存在になります。
ベンチャー、中小企業だけでなく大手企業も参加しているのもABABAを使った採用活動を導入している点も嬉しいポイントです。
動画を活用した就活アプリ「JOBTV」
会社名 | 株式会社ベクトル |
設立 | 1993年3月 |
資本金 | 30億3,800万円 |
代表取締役 | 西江 肇司 |
このサイトは企業の説明会動画を見放題+自己PR動画の登録をすることでオファーを貰うことができます。
- 会員登録
- 企業の説明会動画を視聴し業界研究・企業研究
- 企業からのオファーを待つ
- 興味のあるオファーが届けば応募
- 内定
- アドバイザー目線で自分に合う企業紹介してほしい
- ESや面接の内容を予習して対策したい
- WEBでは分からない企業の雰囲気や実態を知りたい
こんなことで悩んでいれば専属のアドバイザーが内定獲得までサポートしてくれます。
LINEを使って就活を進めよう
会社名 | 株式会社アスナロ |
設立 | 2008年11月 |
資本金 | 2,000万円 |
代表取締役 | 叶 楽明 |
株式会社アスナロが運営しているdigmeeはLINEを使って就職活動を進めるサービスです。
- 就活に関する情報がLINEに届く
- 面談を通して就活の悩みを解消できる
- 自分に合った企業を紹介してくれる
digmeeは普段使っているLINEで就活を進められる点がメリットです。
- 会員登録
- 情報を受け取る
- 選考会やイベントを検索
- 興味のあるオファーがあれば応募
- 内定
大手求人サイトで見つける
マイナビ2025やリクナビ2025の大手求人サイトでは、現在エントリーできる企業を絞り込みできます。
就職エージェントを活用した逆求人サービスでオファーが届くのを待ちつつ、エントリーできる企業に応募していくことで内定を獲得できる可能性を高めます。
春採用で定員が埋まったものの、内定辞退による欠員で追加募集があることもありますので興味のある企業はお気に入り登録しておくなどをして情報収集を怠らないようにしましょう。
ブラック企業に内定しないための回避策
12月時点で募集を行っている企業の中には、いわゆるブラック企業に該当する企業があるかもしれません。
ブラック企業という言葉が生まれて時間がたったことで、ある程度ブラック企業かどうかを見分ける方法ができてきましたので紹介します。
①求人情報を確認する
求人情報は企業の情報を分析するうえで基本となる情報です。
例えば、週や月の予想就業時間と給料を計算することで時給を計算することができます。
この時給が各都道府県の最低賃金を下回っている場合は法令違反をしているブラック企業と言えるでしょう。
また、残業時間や休日数、福利厚生なども確認し総合的な判断を下すことも必要です。
②ネットで口コミを調べる
「〇〇〇〇株式会社 評判」や「〇〇〇〇株式会社 ブラック企業」といったキーワードで検索することで、ある程度ブラック企業かどうかが判別できる場合があります。
これらのキーワードを検索すると、企業を評価している口コミサイトや元就業者が口コミを残していることもあります。
Googleなどで検索するとサイトで情報が表示されますが、XなどのSNSを利用して情報を集めることもできます。
③Googleマップで口コミを調べる
エントリー予定の企業の本社や支店などをGoogleマップで検索し見つけましょう。
Googleマップの口コミにはその企業の顧客や離職者がコメントを残すことがありますので確認しましょう。
就職留年、第二新卒などの選択肢
①就職留年
就職留年は大学を卒業せずにもう1年間学生生活を送ることで、新卒の立場を維持したままもう1度就職活動を行う方法です。
もう1年大学に通うことになるので学費や生活費などが必要になりますが、休学制度を利用することで学費を抑えたり一時的に帰省するなど、ある程度費用を節約することができます。
12月は企業側も次の新卒の獲得に乗り出しているタイミングでもあるため、本来の年度での就活よりも次年度の就活の方が募集している企業が多く、よりニーズに合った企業を選択することができます。
②第二新卒
ひとまず内定を勝ち取った企業に就職し、数年以内に転職という形で本来希望している業界や企業に就職することを第二新卒と言います。
新卒で就職したものの企業風土が肌に合わずに退職や転職するといった場合も含め、第二新卒は年々増加しています。
数年間働く場合は社会人としてのスキルアップが見込まれ、資格の取得などを進めていくうちにキャリアデザインができ、よりニーズに合った企業に就職できるようになる可能性があります。
大学4年の12月に就活が決まらないについてよくいただく質問と回答
就活はいつまでに決まらないとやばいですか?
就活が遅れていると感じると不安になるのは当然ですが、12月時点で決まっていなくても、まだ焦る必要はありません。多くの企業が冬から春にかけて追加募集を行います。特に中小企業やベンチャー企業は、通年採用を行っている場合が多いです。ただし、早期に内定を得ている学生もいるため、競争が激化することを考慮しつつ、自分のペースで準備を進めましょう。今後のスケジュールを見直し、自己分析や企業研究を再度行うことが重要です。
就活 遅くて何月?
就活の最終段階は、一般的には翌年の3月から4月が一つの目安となります。しかし、企業によっては5月や6月に入ってからも採用活動を続けることがあります。特に通年採用を実施している企業や新たな事業展開を考えている企業は、遅い時期でも積極的に採用を行います。したがって、遅れていると感じても諦めず、常に新しい求人情報をチェックし続けることが大切です。
就活は何月が受かりやすいですか?
就活の受かりやすい時期は、一概には言えませんが、企業が本格的に採用活動を開始する3月から6月が比較的受かりやすいとされています。この時期は、多くの企業が新卒採用に力を入れるため、選考の機会が増えます。しかし、秋以降に行われる追加募集や通年採用も、競争が少なくなり、内定を得やすくなる場合があります。自分の強みや企業のニーズを見極めて、柔軟に対応することが成功の鍵です。
就活は何月がピークですか?
就活のピークは、一般的には3月から6月にかけてです。この期間は、多くの企業が説明会や選考を集中して行い、新卒採用の主な時期となります。特に4月から5月にかけては、企業が一斉に採用活動を進めるため、エントリーシートの提出や面接が集中することが多いです。しかし、最近では秋や冬にも採用活動を行う企業が増えてきており、ピーク時以外にもチャンスが広がっています。各企業の採用スケジュールを確認し、適切な時期に準備を進めることが重要です。
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